あなたもきっと、何かのきっかけがあって節約を始めたいと思っていることでしょう。
“節約”と聞くとかなり難しいイメージがあるかもしれませんが、そこまで気を張る必要はありません。
例えばキャッシュレス決済を使うだけで、ポイントが溜まっていったりします。
これだけでも充分節約と言えるのです。
無理なく続けることが大事ですから、例えば、
「1人の時は外食に頼らず家でご飯を炊いて食べようとか」
「この雑貨は可愛いけどよくよく考えたらいらないから買わないでおこう」
といった、少しの意識でできるような簡単なことから取り組んでみてください。
そのうちに自然とお金を大事に使う術を身につけていけるはずです。
今あなたは、節約をしたくてこのサイトを読んでいらっしゃると思います。
しかし、忘れないで欲しいことがあります。
それは、節約はあくまで手段であってゴールではないということです。
これまで、節約をしようと思って失敗した人は、節約した後のゴールを考えずに初めてしまった人が多いと思います。
ゴールを決めずにむやみにやたら、我慢大会のような節約をしても続かないのは当たり前です。
今、節約したいと考えている方のなかでは、旅行のためや、留学したい、結婚式を挙げるなど様々なゴールがあるかと思います。
しかし、それを達成するためのもう一つのゴールはお金を増やすことです。
つまり、この発想の節約は、単に、安いセール品を買うようにするとか、なるべく物を買わないようにして我慢するものではありません。
例えば、会社員の方で例を考えてみましょう。
スーパーのお惣菜コーナーで半額セールのお弁当を買うために1時間無駄にスーパーで待機したり、残業できるのに早く仕事を切り上げたりすることは本末転倒です。
お金を増やすという観点で考えると、時給換算でみる機会損失を含めると、失うお金の方が大きいです。
何のための節約なのかをきちんと考えることは大切です。
そのうえで、どの消費を抑え、どの消費を増やせばいいのか。
本当意味での目的を達成することができるのかが重要です。
私が節約にハマったきっかけは母の影響でした。
昔から母は、タイムセールを狙って遠い所まで買い物に行ったり、見切り品などほとんどタダ同然なもので食費を浮かせ知り合いの蕎麦屋さんから毎日そばを貰い、育ててくれました。
田舎だったので、水は井戸からくんでくる。
中学生になってから初めて水道の水は飲めると知りました。
そこから私も自然と節約をするようになりました。
ところが、一人暮らしになって節約意識を失ってしまったのです。
働き始めるタイミングで一人暮らしを始めました。
最初は寂しかったのですが、何をするにも自由。
その時から好きな物を好きなだけ食べれる幸せに感動しました。
働いた給与のほとんどを食費に注ぎ込み、貯金もせずどんぶり勘定で日々を自由に過ごしていました。
給与だけじゃ飽き足らず、まかない付きの飲食店でバイト始めました。
当然それもすべて食費につぎ込み、3ヶ月で20キロ太り、異常な食生活が続き倒れました、そのまま入院。
その時貯金0、所持金も数円程度。
消費者金融も数件借りていたので借りれず、もちろん生命保険にも入っておらず入院費も払えないので、母に頼みました。
そんな生活をしていました。
退院後、母に借りた入院費と消費者金融の借金返済が膨らみ節約を始めました。
最初は苦痛でしたが、節約のプロと言っても過言ではない母に色々ご教示を受け、安くても栄養のある料理の作り方を勉強したり、職場で働いていた栄養士さんから色々話を聞いて参考にしたり。
体重もどんどん落ちていき標準に戻りました。
お昼も以前は揚げ物ばっかりでしたが、お弁当を持参するようになり和食中心になりました。
私の節約は好きな食から変えていきました。
低予算でいかに美味しく作るかと言うことにハマり、そのおかげで少しずつですが貯金も出来て、節約料理をふるまい彼氏もできました。
そのときの彼氏と結婚してもうすぐ10年。
決して高収入ではない(むしろ低収入)一馬力ですが、それなりにファミリーカーを新車で買えたし、夫の夢だったマイホームを建てられるまでになりました。
あとは、私の節約を知っている周りの方から野菜や子どもの服(おさがり)を頂けるので、助かってます。
節約することによって得られるメリットは、とても多いです。
是非、あなたも節約生活を楽しみながらおこなって欲しいです。
お金の大切さを改めて感じる事が節約を通じてできると思います。
生活する為にお金は絶対的に必要なもので、お金の使い方を考えるいい機会になりますよ。
まず自分がなぜ節約をしたいと思うのかということを明確にしてみましょう。
この「動機づけ」をきっちりとすることが大切です。
家計の中でどの部分が節約できてどの部分が節約できない部分なのかということを見直してください。
何でもかんでも無理に節約をしようとすると精神的にストレスがたまるし、リバウンドしてしまうこともあります。
まず「買い物をする時に本当に買う必要のあるものなのかどうか」「無駄な手数料を支払わなくていいようにする(コンビニATMに関しても手数料等を確認しておいた方がいいですよ)」ということから始めてみましょう。
節約で絶対やってはいけない事は、食事を抜くと言う事です。
体にも良くないし、栄養が回らず貧血にもなりやすく体を壊しやすくなります。
食べ過ぎもよくありませんが、食事を抜くのが一番ダメです。
一気にやろうとすると挫折してしまいます。
やれる事から少しずつ始めましょう。
タバコ吸う人であれば、一日1箱だった物を2日で1箱にしてみる、カフェが好きな人であれば、回数を減らし、コーヒーなど、自分で作れるものを持ち歩くなど。
浮いたお金をすぐに、通帳に入れましょう。
それだけで全然違ってくると思います。
生活全てのスケールを小さくしてしまうと、小さな人生になってしまうかもしれません。
しかし、一旦、全てを無しにしてみて、それでもやっぱり欲しい物と節約しても大丈夫と言う部分を明確にする事が節約の近道かなと思います。
毎日、毎月、毎年、習慣化されている事も実は無くても大丈夫だったりもします。
限りある時間とお金を有意義に満足して使う為には節約は一役買ってくれると思います。
節約していると、自分で工夫をするようにもなります。
普通に買えば手に入る物でさえも、自分で工夫する事で安く上がったり、考えたり、愛着を持ったりします。
世の中は色な物を買わそうと言う罠でいっぱいだと思います。
そんなに色んな物は不要だと思います。
ちょっと不便を楽しめる方が楽しい人生だと思っています。
一緒に楽しみましょう。
節約って始める前までは自由がなくなるなどのネガティブなイメージを感じてしまいますが、始めてみるとゲーム感覚で楽しいです。
「今月これだけ貯金できた!」と達成感も感じるようになりますし、通帳を見るだけで楽しくなりますよ。
たまにはぱーっと使ってもまだ貯金があるので罪悪感にも感じにくくなりますし、塵も積もれば山となりますからできることからはじめるだけで十分節約になります。
生活も変わりますし、おすすめですよ。
あなたに長く節約生活を送る為に注意してほしい事は、
①大きな目標を作る事
家・車・学費等大きな金額を具体的に立てていきましょう。
②無理を続けない事
計画を立ててもそれがキツいだけでは長続きしないと思います。
時々に少しでも良いのでご褒美的な事をしましょう。
③楽しむ事
ゲーム感覚で取り組んでいけば、そのまま続けれるのではないでしょうか。
楽しむ事がなによりです。
長く節約生活を行えば、必ず結果は残ります。
諦めないでいきましょうね。